column伊藤設計スタイルからのお知らせ・耳寄り情報をお届けします
「伊藤設計スタイル株式会社」からのお知らせや家づくりで失敗しないための豆知識など、皆様のお役に立つ話題をお届けするコラムです。当社の家づくりにご興味のある方、これからマイホームをご検討されている方はぜひご一読ください。なお、記事は随時更新しています。ぜひ、こまめにチェックしてみてください。伊藤設計スタイルは、秋田県大仙市で<デザイン×性能+自然素材×コスト>にこだわった高品質な注文住宅を手がける工務店です。
注文住宅の使い勝手の良いキッチンの間取をお教えします!
「注文住宅のキッチンの間取りに悩んでいる」「間取りを決める際のポイントを知りたい」
このような悩みを抱えている方はいらっしゃいませんか。
キッチンは毎日使う場所でもあるので、間取りにこだわることで家事の時間短縮や日々の快適さにもつながります。
今回はキッチンの種類や間取りの決め方を解説します。
□代表的なキッチンの間取りの種類をご紹介!
キッチンの間取りにはさまざまな種類がありますが、ここではその中でも特に代表的なクローズドキッチンとオープンキッチンについて解説します。
2つのキッチンの特徴やメリットデメリットも併せて解説するので、ぜひ参考にしてください。
クローズドキッチンはキッチンがダイニングや壁で分かれているもので、部屋から独立して存在します。
クローズドキッチンにする最も大きなメリットは来客があった際でもキッチンを見られないことでしょう。
キッチンは散らかってしまうことも多いですが、クローズドキッチンだと恥ずかしい思いをする心配もありませんね。
また料理にじっくり集中できるのもメリットの1つです。
一方で家族とのコミュニケーションが取りにくかったり、キッチンが独立することで料理を運ぶことが不便になったりするデメリットもあります。
そのため、家族の要望を聞きながら料理したい方には向いていないかもしれませんね。
また、空気の流れが悪く部屋に匂いがこもりやすいので、この間取りにする際は対策が必要です。
オープンキッチンにすることでキッチンとリビングの間に壁がなくなるので、開放感が生まれます。
最大のメリットは家族とコミュニケーションをとりながら家事ができることでしょう。
特に小さなお子様がいるご家庭では、いつでも目を配れるので安心です。
また、収納を工夫するとカフェのようなおしゃれな空間を作れます。
デメリットは匂いや音、油汚れがリビングに影響してしまうことです。
お食事の際や普段の生活で気になってしまう方は、しっかり消臭したりこまめにお手入れをしたりして対策する必要があるでしょう。
□キッチンのレイアウトをご紹介!
キッチンの間取りを決めたら次はレイアウトを決めましょう。
レイアウトも多種多様なので、ご自身の用途に沿って選ぶと使い勝手がより良くなります。
ここでは3つのレイアウトを紹介します。
*I型キッチン
シンクやガスコンロを横一列に並べたタイプです。
目にする機会が最も多いキッチンなので、多くの方が使い慣れているのではないでしょうか。
横の動きが多いので、大人数で料理をするには向いていないかもしれませんが、壁付けにすれば面積を抑えられることが魅力です。
一方キッチン用品や食料品などが外から見えやすいので、こまめに整理する必要があるでしょう。
*II型キッチン
シンクと食材の下ごしらえを行うスペース、そしてガスコンロを分離させ、人を通りやすくしたキッチンです。
家事動線がつながるので家事の効率が上がり、また複数人で料理を楽しみたい方にもおすすめです。
広い面積を要するので、設置する場合は家の面積の配分をしっかり考える必要があります。
*L型キッチン
シンクと下ごしらえスペース、ガスコンロを壁に沿わせて配置したキッチンです。
家事動線を短縮できるだけでなく、視野が広くなり作業しやすくなるメリットもあります。
また、II型と違って面積が狭い場合でも設置可能です。
食器棚やそのほかの家具が置きにくくなる可能性があるので、ご家族とよく相談しましょう。
□キッチンの間取りはどのように決めると良い?
キッチンは毎日の家事の中心部分にも当たるので、失敗すると家事を行う度に後悔してしまう羽目になります。
ここでは後悔を防ぐ間取りのコツを紹介します。
これを読んで間取り決めを成功させましょう。
1つ目はワークトライアングルを意識することです。
コンロとシンク、冷蔵庫の3つをワークトライアングルと呼び、正三角形に近づくとより家事の効率が高まります。
近すぎても逆に窮屈になってしまうので、適切な距離を保ちながら配置することをおすすめします。
2つ目は収納です。
キッチンに収納スペースを設ける場合はアイテムの量と大きさを考慮しましょう。
例えば食器や調理器具、調味料などはそれぞれ量も大きさも違いますよね。
また、キッチン本体についている収納スペースに加えて、床下の収納庫や壁面収納などを活用しても良いでしょう。
3つ目はキッチンの方角です。
これは意外と盲点になりやすいですが、かなり重要なので押さえておいた方が良いでしょう。
西側のキッチンに窓があると西日に照らされてしまい、夏場の暑い日には食材が傷みやすくなってしまいます。
直射日光を極力避けるように工夫することをおすすめします。
□まとめ
この記事では、注文住宅のキッチンについて解説しました。
代表的なクローズドキッチンとオープンキッチンについて紹介しました。
間取りを決める際はワークトライアングルや収納を含めて決めることをおすすめします。
この記事をキッチンの間取りを決める際の参考にしていただけると幸いです。